不規則な生活では難しいダイエットですが
ナイトワークをしているとダイエットもなかなか成功しにくく、どちらかというと太りやすくなってしまう人の方が多いです。体型や体重の維持には、正しい生活習慣が必要となりますが、昼夜逆転の生活が多くなるナイトワークではダイエットの基本となる生活習慣を整えることができず、痩せることができなくなるようです。
とは言うものの、「女の子とお酒が商品」と言われる業界ですから当然ですが美しいボディラインやスタイルはナイトワークをしている女性の武器にもなるので、夜の仕事でも出来る範囲でのダイエットを成功させなければいけません。
今回はナイトワークをしながらでも不可能ではないダイエットのためのポイントを紹介します。美しく痩せることでお客様に与える印象をアップさせましょう。
ダイエットすることのメリット
ナイトワークをしている女性にとって美しいスタイルは大切なものです。しかしお客様に誘われていく食事やお店の中で飲む甘いカクテル、注文してもらった料理やフルーツなど、通常の仕事よりも飲食の機会が多いのがキャバクラなどのナイトワークです。
クラブやキャバクラ、ラウンジなどすべての接客を伴う飲食店では、お客様だけでなくホステスやキャストも一緒にお酒を飲んだり料理を食べることで盛り上がります。そのため女性は常にダイエットを考えさせられます。
ダイエットをして痩せることは、お客様を引き付けるために大切なことです。中にはポッチャリ系が好きな人もいますが、正直キャバクラやラウンジなどで主流ではありません。やはり露出が多くてフィットしたドレス類を着るためには少しでも痩せていた方がきれいに見えます。また少々太っていた女性がほっそりと痩せることで垢抜けたような印象を受ける男性も多いものです。
このようにダイエットをすることのメリットはたくさんあります。
誰でもできるダイエット方法
ナイトワークをやりながらでも誰でも実践できるダイエット方法を5つ厳選してご紹介します。
最初にポイントをまとめると、
- ドリンクは甘くないものを中心に
- 同伴の食事は炭水化物を控えて
- 睡眠習慣を一定にして少しでも日光を浴びる
- ストレスを解消してダイエット
- 豆乳を飲んでダイエット
というのが重要ポイントです。以下でそれぞれについて説明していきます。
まず「甘くないドリンク」についてですが、カクテルは可愛い女性のイメージだからと言って、甘さたっぷりのものを選んでしまいがちです。ですがこの甘いカクテルは極力避けてみましょう。
お客様の中にもダイエットを気にしている人はたくさんいます。特に年配のお客様であればあるほど、太りすぎやメタボを奥様から注意されていることもあるでしょう。そんなお客様と一緒にヘルシー志向の飲み物を共有するのは効果的です。
ダイエットという面だけではなく、接客面でもダイエットの戦友として今までとは違った共感が生まれるかも知れません。例えば青汁や緑茶で割った焼酎などがオススメです。キャバクラでも青汁は比較的扱いが多いドリンクメニューとなっています。ドリンクを1杯お願いするよりもデカンタで割り物を注文する方が高いお店もあるので、お客様と一緒にたっぷりと飲んで健康とドリンクバックの両方を獲得しましょう。
次に同伴の際の食べ物に気をつけましょう。
同伴ではおいしいお店に連れて行ってもらえるかも知れませんが、際限なく食べるのはもちろんNGです。特にご飯やパン、麺類などは控えるようにしましょう。
実は最近流行の糖質制限ダイエットはナイトワークの女性が痩せるためのヒントをたくさん含んでいます。糖質はご飯やパンだけでなく甘いものに含まれていますが、主菜である肉や魚などには少なくなります。
つまり「同伴前に軽く食事とお酒を」となった場合には、お肉やお魚などを頼んで「お酒がまずくなるでしょ?」と言ってご飯ものは食べなければ良いのです 反対に肉や魚のたんぱく質を取ることはさほど制限する必要がないため、明るく元気にたくさん食べる女性として好感度を保つこともできます。
その次は「睡眠」です。
ナイトワークで働く女性がダイエットで痩せるのが難しい原因として生活習慣の乱れは重要です。睡眠は体の機能を活性化して内臓の働きや代謝を高めてくれるため、欠かすことはできませんが、ナイトワークでは避けることのできない夜型の生活、つまり昼間寝る生活では睡眠の質がどうしても落ちてしまいます。
睡眠の質を高めるためには、その日のうちに太陽の光を浴びることが大切です。太陽の光を浴びることで、体内時計が調節されて深い睡眠を司る自律神経を整えることができますので重要です。ついつい起きる時間がお昼を越えることもあるでしょうが、夕方まで寝てしまって日が沈む頃に外に初めて出るということはないようにしたいものです。
ナイトワークに限ったことではなく夜勤のある仕事では、自分の生活リズムを整えるのは自分自身の意思が重要になってきます。怠惰な生活をしていれば、体内のリズムも乱れやすくなり、自然と太りやすい体質になってしまいますので注意しましょう。
体内の環境を整えるためには生活リズムが大切ですが、ストレスを溜めないことも重要となります。ストレスは脳を疲れさせるため、上記「自律神経」に悪影響を与えます。これが太る原因になります。
実は自律神経は内臓を元気に働かせる機能もあるため、これがダメになると代謝が落ちて太りやすくなります。ストレス解消には軽く体を動かしたり、自分の楽しいと思えることをやることが大切です。また、体をリラックスさせることで脳も休まるので、リラクゼーション施設やサウナ、マッサージなどを利用しても良いでしょう。
最後に食前に豆乳を飲むのが良いでしょう。
満腹中枢を刺激して食事の量を抑えることができます。脂肪の蓄積を抑制する働きや、抗酸化作用もあり体の老化防止にもなります。
また豆乳に含まれている大豆ペプチドは疲労やストレスを抑える効果があり、二日酔いにも効果があります。
とはいうものの、もちろん豆乳だけ飲んで痩せるというわけではありません。飲みすぎると逆に太り、ホルモンバランスを崩して生理不順になる等弊害が出てきます。過剰摂取を控え一日に200mlを目安に摂取するようにしましょう。普段から大豆食品を摂る方は一日に100mlに抑えて摂取すると良いでしょう。