営業で困ってもやっていいことと悪いことがある
なかなかお客様がつかめなくて困ることはナイトワークで働いていれば誰でもあることです。
まめにLINEやメールで連絡してもお客様の反応が悪くてこのままでは今月のノルマが…ということもあるのが悩みです。
しかしどんなに困ってもやってはいけない行為があります。今日はその中で一番お客様を失うことにつながりやすい9つの行為について紹介します。
遅刻や欠勤
これはお客様に直接関係のないことと見えるかもしれません。しかし予定していなかった指名のお客様の来店が突然あった時は非常にもったいないです。
また来客予定を組んでいたのに休んでしまったとなれば最悪の結果になります。シフトを守れない女性にはお店からの信用だけでなく、お客様からの信用も失ってしまう可能性があります。
最低限出したシフトは守るようにしましょう。
自分の話で盛り上げる
接客面でやりがちなミスはこの「自分の話ばかりしてしまう」ことです。話を盛り上げようと自分の話ばかりしてしまうのはNGです。
あくまで主役はお客様です。初対面だったとしたら興味のない話ばかり聞かされていると気分を害するかもしれません。
まずは相手がどういう人なのか興味をもって接することが大切です。相手に合わせてお話できるようにしましょう。
ヘルプで手を抜く
ヘルプは大事な役割です。ヘルプの席での気配りは自分の営業にも役立ちます。
ヘルプの評価があがれば、自分にとってプラスのリターンがあります。
また銀座のクラブなどではママの席などのヘルプで席につくことは日常ありますが、ママや係の女性の機嫌を損ねると次第につけてもらえるテーブルがなくなって窓際に追いやられることもあります。
お客様を好みで選ぶ
容姿、性格など自分に合うお客様だけ対応しているようでは安定した売り上げをつくることはできません。自分に合うお客様を見つけるのではなく、お客様に自分が合わせられるようになるのが一流のキャバ嬢、ホステスです。
太い(使う金額の大きい)お客様だけ色目を使って接客してもいい結果にはなりません。あからさまに太いお客様の接客なんてみんな好き好きアピールで頑張りますがお客様もそのことには気づくのでいいことはありません。
記憶に残るようなキャバ嬢やホステスになるにはまず、場数をこなして、お客様が喜んでくれるポイントを見つけるコツをつかむ事が大切です。
お客様に合わせた臨機応変な対応ができなければ社会的地位のある人から相手にされることはないでしょう。
コピペの連絡
日常のLINEやメールなどのやりとりで一番冷めるのはコピペの営業連絡です。全員に同じ内容を送ってしまうと大抵のお客様は「ああコピペだな」と気づいてしまいます。
連絡しないよりはいいのですが、お客様には特別感を与えてあげることが大切です。例えば同じような内容でも、お客様の名前を文章にいれたり、少し文脈を変えるだけても全然違います。
私はあなたに魅力を感じてる、興味があると思わせなければお客様も積極的に来店してくれることはありません。
「?」のない連絡
お客様とのやりとりがなかなか続かなくて悩んでいませんか?
なにか送る時は「?」をつけて送るようにしてみるのがコツです。
相手が質問に答えるように仕向けてあげる、これだけでもやりとりの幅が広がります。
一方的に自分の近況報告や、挨拶のような連絡だけいれても相手が返答にこまります。質問する際も「イエス」「ノー」で回答できるような質問の仕方ではなく、相手が考えて返せる質問をすると効果的です。
人の悪口を言う
店の内外に関わらず人の悪口は言わないようにしましょう。
嫌な事があったとしても他のお客様の悪口とか、最近だとSNSでの晒しとかもお店の信用を落としてしまう行為なので絶対しないようにしましょう。
内容次第では結構な問題になってしまう可能性もあります。
また人の悪口が多い人は、お客様に話を聞いてる自分のことも別なところで悪く言ってるのではと思わせてしまうこともあります。
とにかく悪口は逆に自分の信用を落としてしまう行為なので、百害あって一利なしです。
お客様に無理をさせる
お客様に無理やりお金を使わせるような営業もやめましょう。基本的にお客様は自分が満足するためにキャバクラに来店していることを絶対に忘れてはいけません。
関係性や、相手によってはありだとは思いますが、自分の成績のために営業してると思われてしまうとお客様の情熱は一気にさめます。
またお金が回らないような状況を作ってしまったらそこで終わりです。
無理しないでいいよという態度で接する方が逆に男はかっこつけたがりな生き物なのでちょっと奮発したりする可能性もあります。お客様が自分に酔えるような空間作りが大切です。
人間は最終的に情で動くものなので、良好な人間関係さえ作れていればいざというときは言わなくてもきっと助けてくれます。
相手になにか求めるような接客ではなく、自分が相手の為にしてげれることを増やせるような接客をしましょう。
簡単に枕営業する
色恋営業という言葉があるように枕営業自体が悪い行為とは言いませんが、簡単にしてしまうと良くありません。
お客様をコントロールする部分で言えば、お客様も満足してしまってお店に来ない、または勘違いをして店外を誘うことが増えてしまったりします。
また、先に関係を求めるような人は寝るとあたかも武勇伝のように話を回しますので、自分自身の価値を下げてしまう可能性がありますので有害です。
色恋をするのであればやれそうでやれないという距離感がベストです。身体だけが目的のお客さんはそのままだといつかつなぎきれず切れると思いますが、気にする必要はありません。
引っ張れるだけ引っ張れればそれでOKです。
お客様との関係での最終的な理想はお互いが支え合える関係だと思います。
最初は体目的だったとしても、あなたの違う部分に価値を感じたり、ちょっとした希望だけでも持たせておけば、お客様の考えや行動は変化していきます。
自分に少なからず興味があるようなお客様については、自分の理想のタイプはこういう人で、○○さんはそういう人だよね!的な話も効果的です。
嫌いな人の項目にすぐ身体を求める人と言っておけば男は嫌われたくないのでそれに合わせて対応してくるはずです。
お客様の目的を理解して、男性心理を利用して、うまく誘導するテクニックを身につけましょう。